ワークショップ その1
ワークショップ その1
〜広島市立東原中学校美術部の場合〜
広島駅新幹線口での現地制作が終了してはや1ヶ月と少し経ちました。
長かった3ヶ月半(3月から6月半ば)の制作も終了し、私、現場制作者である福永は、今ドイツ・ベルリンにて個人制作を進めています。(こちらは湿気もなく、住みやすい日々が続いています。)
今まだ都市ギャラリープロジェクトのウェブサイト(http://www42.atwiki.jp/citygalleryproject/)は毎日2,30人の足跡をつけてもらっており、このままウェブサイトをほっておいてももったいないと思い、大学生にお願いしてたブログを借用して、今までの制作・ワークショップなどを振り返ってみようと思います。皆様、ありがとうございます。
そのまず1回目。
さて、今回は3月後半に実施した広島市立東原中学校美術部とのワークショップの詳細をご紹介したいと思います。
3月後半に放課後のクラブの時間にお邪魔して、プロジェクトでどんな事をしているのか、いろんな人達の協力の下に作品を作って行きたい、彼ら彼女達に大きな生き物に装飾してもらいたいと伝えました。(ほとんどの中学校の美術部は女子ばかりで,唯一ここにだけ男子生徒が!!)
しかし、緊張のせいか、はたまた中学生に対して話が難しかったのか、、、みんなあまり反応せず、、、
すかさず、今回協力していただいた臨時教員の福田さんに間に入ってもらい、説明してもらいひとまずワークショップ終了。。。
事前にグループ分けをして、生き物も選んでもらっておいたので、下地をもとに制作を進めていくグループもいれば、再度アイディアをだし検討するグループ、または技術的な事を相談してくるグループなど様々でした。
今後制作は、クラブの時間を使って少しずつ制作してもらう事にしました。
確かに、私自身は大学まで出て、美術とはなにか、なんのために作品を作り、何のためにこのようにワークショップを行い、みなさんと共同制作を行うかを考えて行っていますが、彼ら彼女達は、これからもっと絵を描いたりオブジェを作ったり自分たちで創意工夫しながら今から勉強して行き、また今回参加した事を今後思い出してくれるんだろうなと思いました。
今回の制作で彼ら彼女達に与えたのは、油性マジックと色付きのカッティングシートのみ、その他、学校にある物やいろんな物を工夫して使ってもよいと言い残し、1ヶ月後の完成を楽しみにしました。
この時は、まだ不安を残して帰路につきました。
その2に続く。
※現地で作品を見た感想、制作に関わって展示されてる感想など皆様の感想・コメントいつでもお待ちしています。
福永 敦